バセドウ病と診断されるまでに起こった身体の変化

素人が書く内容になります。なんとなく身体の不調が続いている、なんだか身体がおかしい、じわじわ何かが起こっている気がすると感じている方はすぐに病院へ行って欲しい…


私がバセドウ病と診断されたのは2021年9月。

★病院に行くキッカケになった主な症状は
・多汗
・動悸 ・頻脈
・手の震え ・全身の震え
・吐き気 ・息切れ
・1ヶ月治らないふくらはぎの筋肉痛

さすがにおかしい!と思いましたな。

バセドウ病と診断されてやっと気付いた症状
・注意力低下 ・記憶力低下
・筋力低下 ・体重減少
・抜け毛 ・肌や髪のツヤ、ハリ、コシ、水分の消滅
・太陽の光が眩しくて外で目が開けられない
・嘔吐 ・食べた直後に排便(軟便)
・心臓のリズムに合わせてみぞおち付近がへこむ
・不眠 ・常にイライラ
・言葉が出てこない ・生理が止まる(経血減少)
疲労感が抜けない


上の ★バセドウ病と診断されてやっと気付いた症状 のラインナップがだいぶやばい。この症状に関しては真面目な人だと自分の怠惰だと思い込んで自分の尻叩きすれば解決するはずとなる人がほとんどなのでは。
病気と気づくまでの期間中、病気相手に根性論でなんとかしようとしていた訳で。精神的にも体力的にも凄くダメージが蓄積されていた。


・記憶力低下は今までちゃんと出来ていた仕事のルーティンを忘れてやらずに同僚が知らないところで終わらせてくれていたと知った時の申し訳なさに自分を責めていた。

・筋力低下は電車の中で立って乗ることが出来ない。立っているだけで筋肉がないので全身が震えだす。両足でしっかり立ったとしても全身が震え。周りの人にそれが伝わってないか恥ずかしくて満員が耐えられなかった。
更に喉の筋力まで低下してたから飲み物は毎回飲むとむせるし、ペットボトルの蓋が開けられない、爪切りで爪切れない、自分の名前が震えて書けなくなる等。ドライヤーも疲れちゃって休み休みやっていました。
⬆筋力低下は自分がだらけているせいだ!筋トレ!筋トレをせねば!と近くの10階建ての団地の階段ダッシュを3往復したりして、心臓が爆発するんじゃないかくらいバクバクしてました。実際気づかず続けていた危険な状態ではあった。

・体重減少は筋トレしてるせいで痩せやすい身体になったんだな~と錯覚。都合の良いことはポジティブに捉えている✌️

・頻脈、動悸は常に脈拍が130くらいあったようです。
寝ているのに心臓がバックバクしていて、寝てもすぐ起きてしまう状態でした。
寝てる最中に頭の中で爆発音がして驚いて飛び起きる→周りは何もない→心臓だけがバクバク動いているという状態がかなりストレスでした。不眠につながる症状でした。

・嘔吐は月1ペースくるという私史上1番短いスパンで吐いてました。通勤時に突然せり上がってくるのでこれまた耐えるのに辛かった。せり上がりのタイミングでホームに座りこまないと抑えられなかったので何人か声を掛けてもらったことも。気にしないでそっとしておいてとその時は思った。でも今考えてると通勤時に声掛けなんて優しい人達。


・多汗は本当に自分だけが異常に汗をかいていた。電車の中で涼しい顔した背広を着てる男の人の前で、半袖でハンディファンを持ってる汗だくの女。この構図もしんどかった。ちょっと前までこんなことなかったのに…なんか変だ…と思う。



ここらへんまでは自分の中ではストレスによる若年性更年期障害(まだ20代なので)か、自律神経失調症か、ホルモンバランスのくずれなのかと思って、命の母などの漢方を買って2ヶ月くらい凌いでました。
それでも全ての症状がじわじわと悪化しているな、そんな気がするな、休みの日に病院行ってみるか…ってな感じで症状の出始めから病院に行くまで4~5ヶ月くらいかな…🤔
割と早く察知して行ったんじゃないかなと思ってます。気づかない人は本当に気づかないようで。

最初はとりあえず内科に行き、私の中でしんどい症状を伝えたらすぐに血液検査に回されました。
結果は1週間後に来院してもらえればお伝えします。と言われたので、その間普通に仕事してましたが1週間も立たない4日目くらいに仕事中に電話がきて、甲状腺に異常があるのですぐに来てくださいと言われ早退して病院へ行きました。
病院に到着し、その時すでに甲状腺が亢進状態であることを伝えられ、いつもは1体1の診察室なのに医師が2人も居て、前々回吐き気・嘔吐で診察を受けた時の医師までもが同席。
「この時からもしかしたら甲状腺の影響が出ていたのかもね。しんどかったでしょ。今1番辛い症状は何?」と聞かれ
「汗と手の震えです。ハァハァ…(息切れ)」と答えたら「あ~」って言ってたのでバセドウ病の症状とドンピシャだったんだろうな~~。家に帰って喉元を見ると甲状腺の部分がかなり膨らんでいた。薄皮饅頭が首に埋まってるんですかってくらいの大きさでした。

病院から家の近くの総合病院への紹介状をもらい、すぐに予約して行ってください。と言われたが、Googleの評価でその病院見たら激低だった為、既に知識としてあった甲状腺と言ったら表参道の伊藤病院だったはずと思い、紹介状を持って伊藤病院へ行きました。

伊藤病院で正式にバセドウ病です。と診断を受けショックで診察室出たら涙が止まりませんでした。
この時伊藤病院で本日から療養に入ってもらいます。4週間、仕事には行かないで下さいと指示を受け、職場に連絡、4週間の長期休暇をいただき療養開始となりました。

最初飲み始めた薬は5種類くらい。この4週間の間は1週間に1回の通院をし、血液検査で薬による副作用が出ていないか、亢進の状態はどうなってるかを観察。
2ヵ月後の2021年11月には月一の通院、現在は2ヶ月に1回の通院と徐々にスパンが長くなっています。
症状も落ち着いていて、薬も1種類で朝夕1錠ずつと減った。数値の変動があれば薬は増えるし、なければ継続だし、という流れです。


とまぁ、こんな感じ。現在悩んでる方がいらっしゃったら色々な症状が他の病気とも重なる部分があるので最終的には血液検査をして診断してもらって欲しいです!
この病院は治らないです。完治ではなく寛解です。一生付き合っていく持病になりました。健康がある日突然手からこぼれ落ちていって失われたという喪失感で最初は辛かったです。もつ不健康なんだ……って。でも今は大丈夫!健康そのものっぽい!笑

思えば親族に甲状腺系の病気で伊藤病院へ通っていた、総合病院で手術をした、という人が結構居ました。全員女性。日常のストレス×遺伝的になりやすい体質なのかなと今は受け入れています。
私の場合、職場環境の急激な変化に、義実家との同居のコラボレーションで発症したんじゃねぇかって思っとります。以上です。


見ていただきありがとうございました。